WordPressではウィジェットの機能として、ウィジェット内にタグクラウド(タグの一覧)を表示する機能があるのですが、デフォルトでは最大45個までしか表示されない仕様となっています。
![](https://open-cage.com/wp-content/uploads/2017/01/a602dab10ba3dadbf803b8c5baa7536c.png)
通常は45個表示されれば問題ないかとは思うのですが、この最大表示数を変更したい場合があります。
今回はそのカスタマイズ方法をご紹介します。
ググってみるとWordPress本体を直接編集する方法は多数見つかったのですが、これだとWordPressをアップデートした場合などに上書きされてしまいますので、上書きされないようにテーマファイルのfunctions.phpに書き込んでカスタマイズする方法をご紹介したいと思います。
タグクラウドの最大表示数を変更するためのコード
タグクラウドの最大表示数を45個から変更する場合、下記コードを子テーマのfunctions.phpに追記することで変更可能となります。
'number' => 300,
の箇所が最大表示数となりますので、数値を変更することで任意の件数タグを表示することができます。
こちらのカスタマイズでは、add_filter('widget_tag_cloud_args', 'my_tag_cloud_number_filter');
というフックを使って、最大表示数を変更しています。
この方法を使えば表示されるタグの数を減らすことも可能で、例えばタグの最大表示数を10個にしたい場合は、'number' => 10,
という風に記載します。
![](https://open-cage.com/wp-content/uploads/2017/01/af5dbcd5f91383023e73b38c11822503.png)
また、とにかくすべてのタグを表示させたい場合は'number' => 0,
と記載することで、設定されているタグが全て表示されます。
![](https://open-cage.com/wp-content/uploads/2017/01/674be9b2ae4883d2abc2b8b68e1c28bc.png)
タグの数がかなり多いという場合は、このカスタマイズを試してみてください。