STORK19テーマをアップデートしました。
WordPress5.9関連の対応。ブロックバリエーションを追加。ツールバーに固定フォントサイズを追加。#inner-content周りの余白設定を再構築。パンくずナビの出力方法を変更。
その他、WordPress5.9関連の細かな調整が入っています。
アップデート内容
今回の変更点はWordPress5.9対応がメインとなります。WordPress5.9での変更点についてはメインの部分は以下の記事にまとめています。
- WordPress5.9関連のブロックエディター対応
- blocks/js/block_custom.js
- blocks/css/block_style.css
- blocks/blocks-functions.php
- フルワイド用のブロックバリエーションを追加
- 見出しのブロックバリエーションを追加
- blocks/js/block_custom.js
- blocks/css/block_style.css
- ブロックエディタのツールバーに固定フォントサイズを2種類追加
- blocks/js/block_custom.js
- blocks/css/block_style.css
- #inner-content周りの余白設定を再構築
- single-viral.php
- single-full.php
- page-full.php
- page-lp.php
- page-wide.php
- style.css
- パンくずナビの出力方式を変更
- parts/breadcrumb.php
- footer.php
- header.php
- テーマカラー関連の関数をWordPress5.9用に仕様変更
- functions/include_css_js.php
- エディター内のテーマカラーをカスタムプロパティに変更
- blocks/functions/block-color-palette.php
- その他の軽微な変更
- functions/admin.php
- blocks/functions/block-patterns.php
- 削除されたファイル
- functions/inline-style-wp5_6_polyfill.php
- functions/inline-style-index.php
- functions/inline-style-customize.php
以下に少し詳しい内容を掲載しています。
WordPress5.9関連のブロックエディタ対応
WordPress5.9関連のエディター用のファイルの調整を行いました。
仕様に合わせたデザインの調整や、機能の追加、削除、変更を行っています。
FSE用のブロックを無効化
WordPress5.9より導入されたフルサイトエディット用のブロックを無効化しています。
'core/navigation',
'core/post-author',
'core/post-navigation-link',
'core/post-comments',
'core/term-description'
カラムブロックのカラムオプションを削除
2.10.0にて独自にモバイルでカラム表示できるようなカスタマイズを行っていました。こちらの独自機能は2.14.0移行非推奨となりオプションの選択はできなくなります。(過去に設定したものは維持されます。)
WordPress5.8までは、カラムブロックはデフォルトでモバイル表示の場合は1カラムになっていました。
WordPress5.9からは、サイドバーオプションに「モバイルでは縦に並べる」というオプションが追加されます。
このトグルをOFFにすることで、モバイル幅で表示した場合でもカラムが維持されます。
リストアイコンのバグ修正
リストアイコンの選択時の不具合を修正しました。
ボタンブロック下の余白設定を修正
ボタンブロックの仕様変更に伴いボタン下に余白ができるバグを修正しました。
また、ボタンブロックのデフォルト中央配置(バリエーション)についての調整も行いました。
ブロックエディタ内のフォントサイズの調整
実際の画面と同じフォントサイズになるように調整を行いました。
ドロップキャップのstyleを調整
段落ブロックのドロップキャップのstyleを調整しました。ドロップキャップのフォントサイズをデフォルトよりも小さくしています。
キャッチコピー付きボタンのブロックバリエーションを削除
2.11.0で追加されたキャッチコピー付きボタンのブロックバリエーションを5.9の仕様に合わせるため、一度削除しました。
この機能を再度追加するかどうかは検討いたします。
フルワイド用のブロックバリエーションを追加
フルワイド用のブロックバリエーションを追加しました。
フルワイド固定ページテンプレート用のブロックバリエーションを追加しました。
見出しのブロックバリエーションを追加
見出しのブロックバリエーションを追加しました。
セクション見出しと、サブテキストつきの英語見出しのバリエーションを追加しました。
固定フォントサイズを追加
ツールバーに固定フォントサイズ(inline)の設定を追加しました。段落ブロックで使っても、見出しブロックで使ってもどちらも固定サイズになるので、サブテキストなどに使うことができます。
【サンプル】固定フォントサイズ 小
【サンプル】固定フォントサイズ 大
また「固定フォントサイズ」の追加に合わせて既存のフォントサイズ調整も、「フォントサイズSS」から「フォントサイズ70%」などに変更となっています。
メインコンテンツ(# inner-content)周りの余白設定を再構築
メインコンテンツ(# inner-content)周りの余白設定を再構築しました。基本的な見た目は同じですが、過去に子テーマで該当ファイルを変更(カスタマイズ)している場合は表示崩れが起こる可能性があります。
以下のファイルを子テーマでカスタマイズしている場合は、親テーマから新しいファイルを参照してください。
- single-viral.php
- single-full.php
- page-full.php
- page-lp.php
- page-wide.php
パンくずナビの出力方式を変更
パンくずナビの出力方法をフック経由に変更しました。
以下のファイルを子テーマでカスタマイズしている場合は、親テーマから新しいファイルを参照してください。
- footer.php
- header.php
その他の変更
- テーマカラー関連の関数をWordPress5.9用に仕様変更
- エディター内のテーマカラーをカスタムプロパティに変更
- その他の軽微な変更
- functions/admin.php
- blocks/functions/block-patterns.php
- 削除されたファイル
- functions/inline-style-wp5_6_polyfill.php
- functions/inline-style-index.php
- functions/inline-style-customize.php
更新内容は以上です。
アップデート内容が反映されない場合
テーマをアップデートしたにも関わらず、内容が反映されない場合は、ブラウザキャッシュが影響している場合がほとんどです。
その場合、ブラウザキャッシュをクリアして再度ご確認ください。
ブラウザキャッシュは、以下の方法で対応可能です。
方法1 実際の不具合の起こっている画面を開いて画面を強制リロードする
- Windowsの場合: ctrl + Shift +r
- Macの場合: ⌘ + Shift + r(Safariブラウザでは⌘ + option + r)
または、GoogleChromeであれば、ブラウザの更新ボタンをShiftを押しながらクリックすることでも、リロードが可能です。
方法2 ブラウザの「設定」からブラウザキャッシュのクリアを行う
ブラウザのキャッシュクリアの方法はブラウザによって様々です。以下のような参考記事にてご確認ください。「ブラウザ名 キャッシュクリア」などで検索しても良いかと思います。
テーマのアップデート方法
- 管理画面 > ダッシュボード > 更新
- 管理画面 > 外観 > テーマ
上記の①or②のどちらかで確認可能です。通知が来ていないという場合はページを再度更新してみて下さい。
また①の【ダッシュボード > 更新】では、通知がないか手動で確認することができます。ご確認下さいませ。