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WordPress5.9での変更点について

2022年1月25日にリリースが予定されているWordPressのバージョン5.9。
追記:日本時間で2022年1月26日リリースされましたね。

FSE対応など、各ブロックの変更など様々な変更が予想されます。

ここでは、事前にWordPress5.9について調べた変更点などを簡単にまとめておきたいと思います。

WordPress5.9 RC3で確認した内容となりますので、実際のリリースとは若干異なる部分がある可能性があります。

フルサイト編集(FSE)の登場

WordPress5.9の最大の変更点は、フルサイトエディット(以下 FSE)に対応したという点です。

FSE対応のテーマは、ブロックテーマと呼ばれます。一方で、弊社テーマを含めた従来型のWordPressテーマはクラシックテーマと呼ばれるようになります。

ブロックテーマの登場

今後WordPressテーマには、ブロックテーマとクラシックテーマの2種類が存在することになる点を覚えておきたいですね。

いくつかのFSE用のブロックが追加されています。

ブロックパターンが大きく表示出来るように

ブロックパターンが大きく表示できるようになりました。

上の動画を見てもらえればわかるのですが、【参照】を押すことでブロックパターンが画面いっぱいに表示できるようになります。

これは探しやすくなりそうです。

また、縦に大きすぎるブロックパターンがスクロールでコンパクトに表示されるようになります。

これはテーマ側で対応しようか悩んでいた内容だったので大変助かる変更です。

タイポグラフィ設定の表示方法が変更

段落ブロックや見出しブロックなど、テキスト関連のブロックに表示されていたタイポグラフィオプションの表示が変わっています。

これまで表示されていた「行の高さ」などは+ボタンに格納されているので、変更したい場合はここから入力画面を表示する必要があります。

文字間隔や行間を個別に変更することで、全く違ったイメージのタイポグラフィにすることができます。ランディングページ制作時などに便利そうです。

リストビューの改善

リストビューからブロックをドラッグ&ドロップで並び替え出来るようになりました。

その他にも、直接ブロックを操作、削除等できるようになっています。

複雑なドキュメントの管理も簡単です。

ギャラリーブロックの仕様変更

これまで、ギャラリーブロックと画像ブロックは全く違った構造を持っていましたが、WordPress5.9からはギャラリーブロック内に配置される画像は、画像ブロックと同等の構造をもつようになります。

このことから、ギャラリーブロック内で画像ブロックそれぞれのスタイルを適用可能になります。

5.9〜のギャラリーでは画像ごとにスタイルを変更可能

この変更点は、多彩な表現が可能になった一方で、ギャラリー及び画像ブロック関連のプラグインやテーマ独自のスタイルがあった場合には、何らかの表示崩れが発生する可能性があります。

この変更により最も利点が大きいのが、それぞれの画像に対して任意のリンクを設定できるようになります。
これまでのギャラリーブロックでは、任意のリンクを設置できませんでした。

ここが改善されるのは利点が大きいです。

その他細かな変更点について

インラインの文字色の変更

インラインテキストの文字色の変更の際の、名称が「テキスト色」から「ハイライト」という名称に変わっています。

「ハイライト」という言葉が、文字色を変更できることが想像しづらいので、テキスト色が変更できなくなった…

となることが予想されるのですが、命名が変わってます。(名称は今後改善されるかもしれませんが)

名称のわかりづらさはさておき、背景色も変更可能になっています。文字通り、部分的にテキストをハイライトできますね。

カラムブロックで「モバイルでは縦に並べる」オプションが追加

WordPress5.8までは、カラムブロックはデフォルトでモバイル表示の場合は1カラムになっていました。

WordPress5.9からは、サイドバーオプションに「モバイルでは縦に並べる」というオプションが追加されます。

デフォルトはONになっている

このトグルをOFFにすることで、モバイル幅で表示した場合でもカラムが維持されます。

補足解説!

ちなみに…STORK19では、バージョン2.10.0にて独自にモバイルでカラム表示できるようなカスタマイズを行っていました。

こちらの機能は本体の機能とかぶってしまうので、WordPress5.9公開後は非推奨としてオプションからは外す方針です…(涙

見出しのレベル変更がわかりやすくなる

見出しブロックのレベルの変更が横型の表示から、縦型に変わりました。

横だと、H3あたりまでしか確認できなかったので、視認性が上がってよいですね。

削除するブロックがわかりやすくなる

ブロックを削除する際、「見出しを削除」といったように、削除しようとしているブロックの名前が表示されるようになりました。

これまではすべて「ブロックを削除」の表示だったので、わかりやすくなりますね。

カラーパレットの見た目が変更

カラーパレットのデザインが変わりました。

カバーブロック

カバーブロックで、背景色を使用したときに不透明度を設定するオプションが追加されました。

カバーブロックでは、画像を設定せずに背景色のみを設定することができます。

これまでは背景色の透明度は設定できませんでしたが、WordPress5.9からは透明度の設定が可能です。

まとめ

この他にも見つけられていない細かな変更点はあるとは思いますが、重要そうなものやメモしておきたいものをまとめました。

ブロックエディタは、慣れればとても使いやすくコードを全く編集することなく高度なレイアウトを組むことができます。

しかも高速に。

もちろん、まだまだ改善点はあると思いますが、ブロックエディタの未来が楽しみです。

あとFSE対応のブロックテーマについても考えていかないとなと思います。

おすすめのWordPressテーマ

ブロックエディタ」に完全対応したSTORK19。

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