WordPressをインストールして、最初に行うべき設定に「パーマリンク設定」があります。
パーマリンクは、検索エンジンに対してページ内容を伝えるための重要な役割を持ち、これを適切に設定することでユーザビリティの向上やSEO上のメリットにも繋がります。(つながると言われています。)
そこで、この記事ではWordPressでの最適なパーマリンク設定について解説していきます。
パーマリンクとは?
パーマリンクは、サイト内それぞれのページURLのことを指し、ドメイン(およびディレクトリ名)とスラッグ(ページ個別の名称)で構成されています。
上記のように、パーマリンクの一部にページ個別の名称(スラッグ)を付けることで、これが何についてのページなのかを示すことができるので、ユーザビリティの向上にも繋がります。
Googleのガイドラインでは、サイトのURL構造はできる限りシンプルで、人間が見て理解できるような方法で構成することが推奨されています。
参考:Google 検索セントラル
つまり、そのページが持つコンテンツを一目で理解できるようなURLがベストということですが、WordPressインストール直後のデフォルトでは、パーマリンクは記号と数字を組み合わせたものが設定されており、これに気づかないまま公開されるパターンがあるようです。
このようなパーマリンクでは何のページか判らないですし、SEO上のメリットも得られないので、WordPressをインストールしたら、まずはパーマリンクの変更をオススメします。
パーマリンクはSEOにも関わる項目なので、サイトを公開して月日が経ってからの変更には注意が必要です。(というか途中からの変更はおすすめしません。)
パーマリンクの設定はWordPress初期設定の段階で設定しておきましょう。
最適なパーマリンク設定とは
以上のことを踏まえると、パーマリンクには「投稿名」を含むものが良いでしょう。
パーマリンクにカテゴリーや日付を含める設定もできますが、後に記事のカテゴリーや投稿日を変更する可能性を考えると「投稿名」のみの設定がオススメです。
https://open-cage.com/blog/hello-world
https://open-cage.com/2021/05/24/hello-world
https://open-cage.com/hello-world/
パーマリンクの設定方法
管理画面の【設定 > パーマリンク設定】から変更できます。投稿名のみ表示する場合は「投稿名」を選択するか「カスタム構造」に「/%postname%/」を入力して保存します。
スラッグを適切に設定しよう
パーマリンクを投稿名に設定している場合、記事タイトルがスラッグ(ページ個別の名称)として適用されますが、日本語タイトルがそのままスラッグに使用されてしまうため、公開時にURLスラッグの入力が必要になります。
なお、スラッグには意味のわかる簡潔な英単語を使い、できる限るシンプルな構成にしましょう。(※スラッグの設定については、下記で解説しています)
パーマリンクやスラッグを適切に設定することで、ユーザビリティの向上やSEO上の評価にも繋がるので、しっかり確認しておきましょう。
https://open-cage.com/?p=123