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どこに不具合があるかを見つける!Health Check & Troubleshooting

Health Check & Troubleshooting

Health Check & Troubleshootingは、WordPressのサイトヘルス機能を拡張して、インストール環境をチェックしてくれるプラグインです。

このプラグインの機能により、プラグインやテーマの競合についてのトラブルシューティングも、管理画面から簡単に実行できるようになります。

不具合の原因を特定するのに便利なプラグイン

WordPressサイトで不具合が起こる場合、まず原因として疑われるのはプラグインと使用テーマによる不具合であるケースが多いです。

この場合、使用しているプラグインを無効化、または使用テーマを切り替えての確認が必要ですが、これには少なからず公開サイトに影響を与える心配もあります。

トラブルシューティングモードでの検証が可能

Health Check & Troubleshooting

公開サイトでの検証にはリスクがありますが、Health Check & Troubleshootingトラブルシューティングモードを使用することで、管理者がログイン中の環境でのみプラグインの無効化やテーマを切り替えての確認が可能になります。

これにより「プラグインが原因か」または「カスタマイズによる不具合か」それとも「テーマ特有の不具合か」といった原因の切り分けに役立ちます。

トラブルシューティングモードでは、公開ページに影響を与えることなくプラグインを無効化したり、テーマを切り替えての確認ができます。

プラグインのインストールと有効化

  • 管理画面の【プラグイン > 新規追加】を開き「Health Check & Troubleshooting」を検索
  • Health Check & Troubleshootingをインストール&有効化
Health Check & Troubleshootingをインストール&有効化
▲こちらからダウンロードできます

トラブルシューティングモードの有効化

まずは、このプラグインの機能であるトラブルシューティングモードについて説明します。

管理画面の【ツール > サイトヘルス】から「トラブルシューティング」を開いて[トラブルシューティングモードを有効化]します。

トラブルシューティングモードを有効化

トラブルシューティングモードを有効化すると、サイトは以下の状態になります。

トラブルシューティングモードが有効化された状態
トラブルシューティングモード - 有効
  • 管理者権限でログイン中の環境でのみ全てのプラグインが無効化される
  • 管理者権限でログイン中の環境でのみデフォルトテーマが有効化される
    ※デフォルトテーマが存在しない場合はインストールを促されます。

実際に管理者権限でログインしたままサイトを表示すると、WordPressのデフォルトテーマ(公式テーマ)が適用されていることが確認できます。

デフォルトテーマ(Twenty Twenty)
管理者のログイン環境ではデフォルトテーマが表示されます。

一般の訪問者には、変わりなく公開中のサイトが表示されます。

このようなデフォルトサイト(全プラグイン無効化とデフォルトテーマの状態)を再現できるので、この環境を利用して不具合の原因を特定していきます。

不具合の原因を特定する方法

トラブルシューティングモードを利用して、不具合の原因を探る方法を解説していきます。STORK19の親テーマと子テーマがインストールされたサイトを使用します。

デフォルトテーマの状態から、まずは親テーマに切り替えて確認してみましょう。

親テーマを有効化してみる

管理ツールバーメニューの【トラブルシューティングモード > テーマ > 切り替え stork19】を選択してください。

トラブルシューティングモード > テーマ > 切り替え stork19
【トラブルシューティングモード > テーマ > 切り替え stork19】

これで、親テーマが有効化された状態の確認ができます。

プラグインは全て無効化されているので、この時点で不具合が再現されるということは、親テーマに原因がある可能性が高いです。

  • 親テーマ自体の不具合による原因
  • 親テーマを直接カスタマイズしている場合は、その内容が原因

親テーマで不具合が再現されないようであれば、次に子テーマを有効化してみます。

子テーマを有効化してみる

管理ツールバーメニューの【トラブルシューティングモード > テーマ > 切り替え stork19_custom】を選択してください。

トラブルシューティングモード > テーマ > 切り替え stork19_custom
【トラブルシューティングモード > テーマ > 切り替え stork19_custom】

これで不具合が再現される場合は、子テーマに原因がある可能性が高いです。

  • 子テーマ自体の不具合による原因
  • 子テーマでカスタマイズしている場合は、その内容が原因
テーマによる不具合を解消するには?
  • style.cssやfunctions.phpなど、テーマファイルのカスタマイズ内容を確認
  • カスタマイズを修正しても不具合が解消されないようであれば、バックアップをとった上で、デフォルトの親テーマ(または子テーマ)を再インストールしてみる

親テーマや子テーマを有効化しても不具合が再現されないようであれば、次はプラグインを確認していきます。

プラグインを有効化してみる

トラブルシューティングモードでは、全てのプラグインが無効化された状態になっているので、1つずつプラグインを有効化して確認してみましょう。

管理ツールバーメニュー【トラブルシューティングモード > プラグイン】から1つずつ有効化していき、その都度サイトを表示して確認します。

トラブルシューティングモード > プラグイン
【トラブルシューティングモード > プラグイン】

有効化した際に不具合が再現される場合、そのプラグインが原因である可能性が高いです。

  • プラグイン自体の不具合
  • 他のプラグインとの競合による不具合
プラグインによる不具合を解消するには?
  • 該当プラグインの設定内容を変更してみる
  • 該当プラグインの使用を止めて、代替えのプラグインを探してみる
  • 他のプラグインと競合している場合は、機能が重複したものであれば、いずれか一方のみを使用する

あと、考えられる原因としては、テーマとプラグインの相性による問題です。

OPENCAGE製テーマと相性の悪いプラグインについては、こちらで掲載していますので、参考にしていただければと思います。

トラブルシューティングモードの終了

原因を特定して無事に解決できたら、管理画面(ダッシュボード)で[トラブルシューティングモードを無効化]して元の状態に戻します。

トラブルシューティングモードを無効化
トラブルシューティングモードを無効化

以上のように、トラブルシューティングモードでは公開しているサイトに影響を与えることなく、プラグインとテーマに関する検証を行うことが可能です。

トラブルシューティングモードの中でも不具合が起きている場合は、プラグインやテーマ以外のところ原因がある可能性が高いです。

まとめ

Health Check & Troubleshootingでは、テーマとプラグインによる不具合については特定できますが、WordPressの不具合の原因は他にも様々あります。

  • WordPress本体の不具合、もしくは一部が壊れている
  • ウィジェットやページの内容(タグやコードなど)による不具合
  • PHPバージョンが古い(非推奨のPHPバージョンを使用している)など…

そのため、サーバー情報の確認やWordPressの小マメなアップデート、記事ページやウィジェットの内容に気を配ることも大事です。

とはいえ、不具合の原因としてはプラグインとテーマカスタマイズによるものが多いので、これらの検証がリスクなくできるのは非常に助かります。

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