ハミングバードやアルバトロスで、「Ptengine」などのアクセス解析コードをテンプレート内に追記しようとした場合、親テーマのheader.phpやfooter.phpをそのままカスタマイズしてしまうのが簡単ですが、これだとテーマの更新があった場合にデフォルトに戻ってしまいます。
また、アップデートの度にアクセス解析コードを追記していたら、思わぬヒューマンエラーが発生してしまうことも考えられるので出来る限り子テーマにて管理したいですよね。
ただ、テーマのコアファイルであるheader.phpを子テーマにコピーしてしまうとheader.phpのアップデートがあった場合に、便利な機能が使えなくなってしまうリスクも抱えてしまいます。
そういった場合に、アルバトロスとハミングバードではheader.php内に読み込まれるhead.phpというものがありますので、そちらを子テーマにコピーしてカスタマイズしてしまうというのが最も安全でスマートな方法です。
head.phpのカスタマイズ方法
【01】子テーマにhead.phpをコピー
親テーマ「hummingbird」内にあるhead.phpを子テーマ内「hummingbird_custom」にコピーします。
この作業は管理画面からはできないのでFTPソフトやサーバーのファイル転送サービスをご利用ください。
【02】コピーした子テーマ側のhead.phpをカスタマイズ
head.php内には下記のようにコードが記載されておりますので、このコードを残したまま最上部か最下部(※※ここにコードを追記※※の部分)に別のアクセス解析コードを入力してください。
※ <?php if ( get_option(~~~~~~~ の内部に記載しないようにご注意下さい。
<!-- ※※ここにコードを追記①※※ --> <?php if ( get_option( 'other_options_ga' ) ) : ?> <!-- GAタグ --> <script> (function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){ (i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o), m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m) })(window,document,'script','//www.google-analytics.com/analytics.js','ga'); ga('create', '<?php echo get_option( 'other_options_ga' ); ?>', 'auto'); ga('send', 'pageview'); </script> <?php endif; ?> <!-- ※※ここにコードを追記②※※ -->
以上でGoogleAnalytics以外のアクセス解析コードを追記することが可能です。
- ここにコードを追記①
- ここにコードを追記②
上記どちらかの位置にご記入下さい。
応用的使い方
head.phpは<head>タグ内に読み込まれるPHPファイルです。
ということは<head>内に追記したいJavaScriptタグや、<meta>タグなどもここに追記することが可能ということになります。
また、当社のテーマではOGPタグはテーマの機能としてもたせていないので、プラグインを利用するかカスタマイズをする必要があるのですが、このhead.php内に追記するというのもひとつの方法ということになります。
ブログ更新を続けていると、カスタマイズや解析コードなど、特殊なものを追加したい場合があります。その場合は<head>内にコードを追記できる、head.phpのカスタマイズを利用すると便利です。